大谷選手は去年受けた右ひじの手術の影響で今シーズンはバッターに専念したほか、先月にはワールドシリーズで脱臼した左肩の手術を受け、投打の二刀流の復活を目指してリハビリを続けています。

ドジャースのゴームスゼネラルマネージャーは9日、大リーグの移籍交渉の山場であるウインターミーティングが始まったテキサス州ダラスで取材に応じ、大谷選手は数日前からキャッチボールを再開したことを明らかにしました。

そのうえで「今はおよそ18メートルの距離を投げていて、いい調子だと思う。当初の予定からどれくらい後退するかはまだわからないが、コツコツとやっていくしかない」と説明しました。

バッティング練習はまだ再開していないということです。

一方、ゴームスゼネラルマネージャーは来シーズンのチーム編成についても言及し、主力のムーキー・ベッツ選手をショートで起用する方針だと明らかにしました。

外野手としてゴールドグラブ賞を6回受賞し、名手として知られるベッツ選手は今シーズン開幕当初は、ショートやセカンドの守備についていましたが、シーズン後半は本職のライトに戻ってプレーしていました。

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