愛知県出身でパリ五輪車いすテニスの金メダリスト、小田凱人(ときと)選手と、テニス界の新星、坂本怜選手が2024年12月8日、東京都江東区でレジェンド、錦織圭選手や国枝慎吾さんと対戦しました。
4人が対戦したのは、12月8日、江東区の「有明コロシアム」で開かれたエキシビジョンマッチ「ドリームテニスARIAKE」です。能登半島地震の被災地支援のチャリティイベントとして、チケット1万枚は完売になりました。
<国枝慎吾さんの解説>
「錦織さんのフォア、かっこいいんですよね」
国枝さんが錦織選手の試合を解説するなど、豪華な内容にテニスファンは大喜びです。
錦織圭選手:
「(国枝さんの解説は)むちゃくちゃ邪魔でしたね」
イベントでは、車いすテニス界のレジェンド国枝慎吾さんと、史上最年少金メダリストで、一宮市出身の小田凱人選手が対決しました。2人は過去に4度対戦し、国枝さんの4戦全勝で、小田選手はリベンジに燃えます。
序盤は、この日のために2カ月間、現役時代と同じトレーニングをしてきたという国枝さんがリードを奪いますが、小田選手も世界ランキング1位の意地で追い上げます。しかし最後はレジェンドが貫録をみせ、国枝さんが勝利しました。
Q.会場から『現役復帰』という声がありました
国枝慎吾さん:
「いやぁ…あの…」
小田凱人選手:
「お願いしまーす!」
小田凱人選手:
「いつかここよりも大きな会場で、テニスコートを作って試合もしたいんで。負けちゃったけど、応援お願いします」
国枝慎吾さん:
「まずは来年、俺を倒してから」
そして最後のチーム対抗戦では、国枝・錦織ペア対小田・坂本ペアによる夢の対戦も実現。
名古屋市北区出身の新星、坂本選手が、195センチの長身から強烈なサーブを見せると、小田選手も技ありショットを披露。勢いにのる18歳コンビがベテラン陣を圧倒し、観客をわかせました。
坂本怜選手:
「最高でした。ありがとうございました」
小田凱人選手:
「僕らがテニス界を盛り上げていくんで、ぜひ今後も引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。