阪神の新入団選手の会見は大阪市内のホテルで行われ、支配下選手5人と、育成選手4人の合わせて9人がユニフォーム姿で出席しました。

ドラフト1位で指名されたNTT西日本の伊原投手は、身長1メートル70センチと小柄ながら力のあるストレートと多彩な変化球で三振を奪える左ピッチャーで、背番号は「18」に決まりました。

伊原投手は「エースナンバーと言われる『18』の背番号に恥じないよう頑張りたい。まずは阪神を代表する投手になり、その先には日本代表を目指していきたい」と活躍を誓いました。

また、ドラフト2位で指名された兵庫の報徳学園の今朝丸裕喜投手は、身長1メートル88センチから150キロを超えるストレートを投げ込む右の本格派ピッチャーです。

背番号は往年の大投手、江夏豊さんが付けていた「28」に決まり、今朝丸投手は「高校のときに何回も甲子園で投げたが、次はプロで投げるチャンスができたので、楽しみな気持ちでいっぱいだ。地元の甲子園で結果を出したい気持ちが大きい。将来的には200勝投手になりたい」と大きな目標を掲げました。

藤川球児監督は、新人選手たちに向けて「私たち阪神は12球団でも屈指の選手層で、激しい競争がある。一軍で活躍できればどこに行っても恥ずかしくない選手になる」とエールを送りました。

新人選手は、来年1月から合同の自主トレーニングを行い、来年2月から始まる春のキャンプに備えます。

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