J1の優勝争いは首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島、3位のFC町田ゼルビアまでが勝ち点差「3」にひしめき、3チームすべてが優勝の可能性を残して、最終節を迎えました。
ここまでの勝ち点で上回るヴィッセルは、勝てばほかの結果に関係なく、2連覇が決まるという条件で、15位の湘南ベルマーレをホームに迎え、スタジアムには2万7000人あまりが詰めかけました。
ヴィッセルは前半26分、武藤嘉紀選手のヘディングシュートがゴールキーパーにはじかれますが、これを宮代大聖選手が押し込み、先制しました。
さらに43分には、味方のゴールキーパーからのロングボールを大迫勇也選手が頭で前線に落とし、このボールを受けた佐々木大樹選手の折り返しを武藤選手が合わせて、2対0とリードを広げました。
後半25分にも扇原貴宏選手が鮮やかなミドルシュートをゴールにたたき込んでベルマーレを突き放し、3対0で勝って、2年連続2回目の優勝を果たしました。
ヴィッセルはクラブ創設、30年目の節目のシーズンに天皇杯に続くタイトル2冠を達成しました。
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