フランス・グルノーブルで開催されているフィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ、上位6人で争うGPファイナルの女子公式練習が7日朝行われ、ショートプログラム（SP）4位からの巻き返しを期す世界女王の坂本花織選手（シスメックス）らがフリーへ向けて調整した。
坂本選手は連続3回転ジャンプを中心に入念に確認。日本勢で最上位のSP2位の千葉百音選手（木下アカデミー）は曲をかけた練習で転倒する場面もあったが、その後は修正した。SP3位の吉田陽菜選手（木下アカデミー）は曲かけからトリプルアクセル（3回転半ジャンプ）を跳んで状態の把握に努めた。唯一の海外勢でSP首位のアンバー・グレン選手（米国）は3回転半ジャンプを降り、曲の流れを確認していた。【グルノーブル倉沢仁志】
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