新添選手は奈良県出身の28歳。
初出場だったパリオリンピックで個人は7位でしたが、混合団体では準々決勝と準決勝を戦い、いずれも勝利して日本の銀メダル獲得に貢献しました。
新添選手は7日、柔道の国際大会が行われている東京 渋谷区の会場で報道陣の取材に応じ「パリオリンピックの結果がよくなかったのでこのまま終わっていいのか少し考えたが、結果だけではなく過程を考えてみたら『自分は頑張ったんじゃないか』と思えたので決断した」と話して現役引退を表明しました。
そのうえで「体を動かすことがあまり好きではなかったので、そんな人間でもここまで続けて来られたという驚きがあるし、私のような人の希望になれていたらいい」と現役生活を振り返りました。
今後は、所属先で後進の指導にあたるということで「私は不器用なタイプで教えてもらったことをすぐにできなかったし、得意なことはやるけど苦手なことはやりたくなかったので、そういう選手をうまく誘導できるような指導者になりたい」と意気込みを示しました。
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