女子SPから一夜明け、練習に臨む坂本花織=フランス・グルノーブルで2024年12月6日、猪飼健史撮影

 フランス・グルノーブルで開催されているフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人で争うGPファイナルで、女子の公式練習が6日、行われた。前日のショートプログラム(SP)を滑った各選手が調整した。

 SPでミスが相次ぎ、まさかの4位発進となった世界女王の坂本花織選手(シスメックス)は、フリー曲をかけた練習で、冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)こそ進路に他の選手が重なったことも影響したのか力を入れて跳ばなかったが、それ以降のジャンプは全て着氷。「フリーには(SPと違って)イヤイヤ期はないので。頑張る」と笑顔で語り、切り替えられたかという報道陣の問いには「はい」としっかりと答えた。

 日本勢最上位のSP2位につけた千葉百音選手(木下アカデミー)、SP3位の吉田陽菜選手(木下アカデミー)も軽快な動きを見せ好調ぶりをアピールした。【グルノーブル倉沢仁志】

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