サッカーのJ2リーグ、ファジアーノ岡山のJ1昇格プレーオフ決勝はいよいよ12月7日キックオフです。対戦相手は2021年以来のJ1復帰を目指す仙台、過去の対戦成績を見れば相性の良い相手ですが、油断はできません。

ファジアーノは2024シーズン、ベガルタ仙台を相手にリーグ戦でホーム・アウェーともに複数得点で快勝。仙台がJ2にいた2022年以降、4勝2分と負けなしで相性の良い相手ですが、ファジアーノの木山隆之監督は警戒を緩めません。

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「(仙台は)ハードワークができて、チームとして90分間頑張り切れるチーム。(2024年2勝も)簡単な試合は一つもなくゲームのあやなどが理由で点差を付けて勝てたが、決勝はタイトな試合になると思うのでそこを勝ち切りたい」

12月1日のプレーオフ準決勝でリーグ3位の長崎を相手に4対1と快勝し、6位からの下剋上を狙う仙台。チームトップ13得点の中島元彦や郷家友太を中心に前線から果敢に仕掛ける攻撃的な布陣が予想されます。

(ベガルタ仙台 中島元彦選手)
「準決勝の喜びからは気持ちを切り替えてる。各自が体のコンディションを整えるために良い準備ができている」

(ベガルタ仙台 郷家友太選手)
「前の岡山との試合は大量失点していて、岡山にはフォワードに強い選手がいる。長崎戦のようにみんなで囲んで取ることを徹底したい。ぶっ倒れるまでみんなで走りたい」

攻守にわたりアグレッシブに動くスタイルは両チーム同じ、最後まであきらめずに全員で走り抜くことが勝利のカギを握ります。

(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「ゴールを取ること、ゴールを奪われないことがカギ。お互いにハードワークをして大きな隙を作らないチームだが、最後のゴールの部分での戦いで上回ることが大事。ホームで全力を尽くすので一緒に戦ってほしい」

ファジアーノの初のJ1昇格がかかるプレーオフ決勝は7日、岡山市のシティライトスタジアムで午後1時5分キックオフです。

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