ヤクルトの新人選手の入団発表は、抽せんで選ばれた150人のファンが見守る中、都内で行われ、ドラフト会議で指名された育成選手を含む9人が出席しました。
このうちドラフト1位の中村投手は最速160キロの速球が持ち味で、大学生ながら日本代表のトップチームにも抜てきされた右ピッチャーで、将来のエース候補として期待されています。
背番号「15」のユニフォーム姿を披露した中村投手は「初めてユニフォームも着て、本当にプロ野球選手になったという実感があった。早く神宮球場で投げてヤクルトの戦力になりたい」と話しました。
さらに、憧れの選手としてチームの先輩で球界最年長の44歳、石川雅規投手をあげ「長くプロ野球で活躍されていて誰しもが知っているピッチャーなので、実際に会ったら長くやる秘けつや投球術を聞きたい」と話しました。
そして「自分の持ち味を十分にアピールして、開幕1軍で投げられるように頑張りたい」と意気込みを話しました。
高津臣吾監督は「不安を抱えてプロの世界に飛び込んできたかもしれないが、チームを強くしてもう1回頂点目指してやっていくので、その一員として本当に頑張ってほしい」と呼びかけました。
新人選手は年明けから合同で自主トレーニングを行い、2月から始まる春のキャンプに備えます。
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