野球殿堂博物館は3日、2025年の野球殿堂入り候補者を発表し、日米通算4367安打を放ったイチローさん(51)=本名・鈴木一朗=や、同様に134勝128セーブ104ホールドを記録した上原浩治さん(49)ら4人が新たにプレーヤー表彰に加わった。投票を経て来年1月16日に発表される。
引退から5年以上の選手が対象のプレーヤー表彰の新たな候補は他に、プロ野球通算2000安打を達成した巨人の阿部慎之助監督(45)とロッテの福浦和也コーチ(48)。
現役引退から21年以上経過した人などが対象のエキスパート表彰は、前阪神監督の岡田彰布さん(67)、元横浜(現DeNA)監督の尾花高夫さん(67)の2人が新たに候補になった。
アマチュア野球関係者や日本球界の発展に顕著に貢献した人などが選ばれる特別表彰には、台湾・嘉義農林の指導者として1931年夏の甲子園で準優勝した近藤兵太郎さん(故人)、野球史研究家の斎藤三郎さん(故人)の2人が候補に加わった。
イチローさんは25年の米国野球殿堂の候補者にも入っている。【岸本悠】
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