スノーボードのビッグエアは急斜面を滑り降りて空中に飛び出し、技の難易度や完成度などを競う種目で、今シーズンと来シーズンのワールドカップなどの成績を踏まえて、再来年冬のオリンピックの代表が決まります。

ワールドカップ第2戦の決勝が1日、中国で行われ、100点満点で採点される3回の滑走のうち得点の高い2回の合計点で競われました。

このうち、10人で争われた男子では19歳の荻原選手が1回目に横に5回転する技を決めて86.00、2回目には1回目と反対の向きに5回転する技で83.50をマークして、合計169.50で優勝し、ワールドカップでは、去年10月以来となる通算2勝目を挙げました。

このほかの日本勢は木俣椋真選手が8位、長谷川帝勝選手が9位でした。

一方、決勝に進んだ8人中、5人が日本勢となった女子では17歳の深田選手が1回目に利き足と逆の足で踏み切って横に3回転半する技で85.25、3回目には横に4回転する大技を決めて91.50をマークし、合計176.75として2位に入り、優勝した開幕戦に続いて表彰台に上がりました。

優勝はイギリスのミア・ブルックス選手でした。

このほかの日本選手は、鬼塚雅選手が4位、岩渕麗楽選手が5位、村瀬由徠選手が7位、姉の心椛選手が8位でした。

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