サッカー、ブラジル代表の名選手だったジーコさんはJリーグの鹿島アントラーズでもプレーし、日本代表の監督も務めました。

ジーコさんは毎年、ブラジルで往年の名選手などを集めたチャリティーマッチを行っていて被爆80年となる来年は平和へのメッセージを発信しようと広島市で開催することが決まりました。

試合のPRなどのため広島市を訪れたジーコさんは平和公園に赴き慰霊碑に花を手向けたあと、原爆で亡くなった人たちに黙とうをささげました。

原爆資料館も見学したジーコさんは「世界では今も戦争が続いて人が苦しんでいる。サッカーのチャリティーイベントを通じて幸せや笑顔を発信し、世界に広めていきたい」と話していました。

このあとジーコさんは広島市の松井市長なども出席したイベントに参加し、ボールを蹴るセレモニーを行ってチャリティーマッチの成功を願っていました。

チャリティーマッチは来年7月に広島市中区の「エディオンピースウイング広島」での開催を予定していて現時点ではブラジル代表でも活躍したロナウジーニョさんなどの参加が決まっているということです。

ジーコさんは「現代、過去のスター選手や日本選手を招待したいと思っている。大きなイベントにしたい」と話していました。

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