大谷翔平選手の専属通訳だった水原一平被告は、大谷選手の口座から1700万ドル近くを不正に送金したなどとして、銀行詐欺の罪とうその納税の申告をした罪でアメリカの検察から起訴されています。
水原元通訳はことし6月に行われた罪状認否で起訴内容を認めていて、量刑の言い渡しが1度延期され、来月20日に行われる予定でした。
これについて元通訳の弁護士は再び期日の延期を求める書簡を提出し、裁判所は27日、言い渡しを来年1月24日に延期すると決定しました。
弁護士は書簡のなかで水原元通訳が体調を崩し、精神科医との診断を予定どおり受けられなかったことを理由に挙げています。
水原元通訳の量刑は最も重い場合、33年の拘禁刑となるものですが、検察との間で司法取引に合意していることから、それより軽くなる見込みです。
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