33歳の菊池投手についてはFAとなったこのオフ、貴重な左投げの先発ピッチャーとして去就が注目されていましたが、27日、エンジェルスが3年契約を結ぶことで合意したと発表しました。

球団によりますと、契約の総額は6300万ドル、日本円でおよそ95億1300万円だということです。

菊池投手は大リーグ6年目の今シーズン、32試合に先発して9勝10敗、自己最多の206奪三振をマークしました。

特に7月にブルージェイズからトレードでアストロズに移籍して以降は自己最速の159キロを計測し、10試合に先発して5勝1敗、防御率2.70でチームの4年連続地区優勝に貢献しました。

一方のエンジェルスはアメリカンリーグ西部地区の球団で、昨シーズンまで6シーズン大谷翔平選手が所属していました。

今シーズンは大谷選手のドジャース移籍や主力のトラウト選手のけがなどもあった中、球団史上ワーストの99敗で地区最下位となり10年連続でプレーオフ進出を逃していました。

とりわけ先発投手陣の立て直しが急務で、菊池投手には先発ローテーションの柱として活躍が期待されます。

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