ティリ氏はフランス出身の60歳で、2012年にフランスの代表監督に就任しました。

オリンピックでは、2016年のリオデジャネイロ大会と2021年の東京大会で指揮を執り、東京大会では母国を初優勝に導きました。

2020年からはVリーグ、パナソニックの監督となり、そのチームを前身としたSVリーグの大阪ブルテオンで、現在も指揮を執っています。

ティリ氏は協会を通じて「日本代表チームの力、強さ、経験、その価値観や資質を信頼し、私ならではの価値、国際大会やオリンピックでの経験も取り入れていきたいと思います」などとコメントしています。

バレーボール男子の日本代表は、4大会ぶりに自力でのオリンピック出場を果たしたパリ大会の準々決勝で、イタリアに敗れて48年ぶりの準決勝進出を逃しましたが、4年後のロサンゼルス大会ではさらなる上位進出を目指しています。

日本バレーボール協会の川合俊一会長は「日本の選手やチームの特徴、文化への深い理解が、日本代表の力をさらに引き上げてくれると期待している」としています。

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