24日、千秋楽を迎えた大相撲九州場所で、琴櫻は結びの一番で大関 豊昇龍をやぶって14勝1敗とし、大関在位5場所目で初優勝を果たしました。

千葉県出身力士の優勝は33年ぶりで、琴櫻の出身地で所属する佐渡ヶ嶽部屋がある松戸市の市役所では25日朝、正面玄関の脇と庁舎内にお祝いの垂れ幕と横断幕がそれぞれ掲げられました。

サクラの花に琴櫻のイラストをデザインした長さ8メートルの垂れ幕が上がると市役所の職員が拍手でお祝いし、写真を撮る市民の姿も見られました。

80代の女性は「本当によかったです。十両のころから見ていますが、最近は相撲が粘り強くなったと感じていました。初優勝まで少し時間がかかりましたが、ぜひ今後も頑張ってほしい」と話していました。

60代の男性は「きのうは中継を見ていましたが、危ないところでよくこらえたと思います。松戸出身の力士が活躍するのはうれしいですし、綱取りにも期待しています」と話していました。

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