日本郵政グループが最終6区まで続いた積水化学との競り合いを制し、4年ぶり4回目の頂点に立った。24日に宮城県で開催された「クイーンズ駅伝in宮城 第44回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社、TBSテレビ、宮城県など共催、東京エレクトロン特別協賛)は、日本郵政が2時間13分54秒で制した。
レースは松島町文化観光交流館前から仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台までの6区間42・195キロのコースで行われた。上位8チームが次回大会のシード権を得た。
チーム初の2連覇を狙った積水化学が27秒差の2位。過去7位が最高順位だったしまむらが3位に入った。5位のエディオンは2大会ぶりの入賞。2022年大会優勝の資生堂は8位だった。(スタート時の気象=晴れ、気温11・0度、湿度48%、北西の風6・0メートル)
日本郵政G、最終6区残り約1キロで逆転
日本郵政グループは1区の菅田が3位、2区の牛が2位と好位置につけ、3区の広中もトップ争いに踏みとどまった。4区のカリバが首位に立つと、5区の鈴木が積水化学の新谷と抜きつ抜かれつの展開。最終6区の太田は積水化学の森に一時リードを許したが、残り約1キロで逆転した。
積水化学は序盤、優位にレースを進めたが、3区の佐藤が首位を明け渡すと、勝負どころの5区で新谷が伸びを欠き、最後にトップの座をさらわれた。
終始上位に食らいついたしまむらは5区の鈴木、6区の高橋が好走し、3位と健闘した。
パナソニック、エディオンは主要区間の選手がともに安定した走りを見せ、4、5位に入った。
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