東京・神宮球場で23日にあった第55回記念明治神宮野球大会高校の部準決勝で、中国地区代表の広島商が延長戦の末、北信越地区代表の敦賀気比(福井)に11―9で競り勝った。25日の決勝で関東地区代表の横浜(神奈川)と対戦する。
広島商は二回、片岡亮祐選手の適時三塁打などで2点を先制し、五回までに5―0とリードを広げた。九回に同点に追いつかれたが、延長十一回、小田健登選手の適時打などで3点を勝ち越し、この回から継投した徳永啓人投手が相手の反撃を1点に抑えた。先発した大宗和響投手は延長十回までマウンドに立ち、184球を投げた。
荒谷忠勝監督は「厳しい試合を何とか勝ち切れたことを自信にしてほしい」と話した。
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