写真はイメージ=ゲッティ

 第104回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教委主催)は23日、愛媛と長崎で決勝があり、愛媛は松山聖陵が6大会連続9回目、長崎は長崎北陽台が2大会ぶり22回目の出場を決めた。これで全国51代表が出そろった。

 今春の全国高校選抜大会王者の大阪桐蔭(大阪第1)は18回目の出場で、6大会ぶり2回目の優勝を狙う。前回大会覇者で今夏の全国高校7人制大会を制した桐蔭学園(神奈川)は22回目の出場。歴代7位タイの優勝5回の常翔学園(大阪第3)は2大会ぶりの切符をつかんだ。

 ブランク出場は京都工学院の9大会ぶりが最長。伏見工として優勝4回を数え、学校の統合・再編により現在の校名となった2016年以降では初の全国高校大会となる。

 歴代最多15回優勝の秋田工は最多出場記録を72に更新した。前回大会4強の佐賀工は連続出場の最長記録を43大会に伸ばした。初出場は13大会ぶりになかった。

 シード校は後日発表される。組み合わせ抽選会は12月7日、大阪府豊中市のA&Hホールで開かれる。大会は12月27日から来年1月7日、東大阪市花園ラグビー場で開催される。【石川裕士】

第104回全国高校ラグビー大会出場校

北北海道  遠軽        2大会連続⑫

南北海道  札幌山の手     2大会連続(22)

青森    青森山田      6大会連続⑥

岩手    盛岡工       4大会ぶり(36)

宮城    仙台育英      29大会連続(31)

秋田    秋田工       5大会連続(72)

山形    山形中央      2大会連続(30)

福島    聖光学院      6大会ぶり②

茨城   ▲茗渓学園      13大会連続(30)

栃木    国学院栃木     25大会連続(30)

群馬    明和県央      3大会連続⑪

埼玉    昌平        2大会ぶり⑤

千葉   ▲流通経大柏     30大会連続(32)

東京第1  目黒学院      5大会連続(23)

東京第2  国学院久我山    2大会ぶり(44)

神奈川  ◎桐蔭学園      2大会連続(22)

山梨    山梨学院      2大会連続②

新潟    開志国際      2大会ぶり④

長野    飯田        3大会ぶり⑪

富山    富山第一      6大会連続⑯

石川    日本航空石川    20大会連続⑳

福井    若狭東       2大会ぶり(35)

静岡    東海大静岡翔洋   2大会ぶり⑬

愛知   ▲中部大春日丘    12大会連続⑭

岐阜    関商工       2大会連続(43)

三重    朝明        13大会連続⑮

滋賀    光泉カトリック   6大会連続⑭

京都    京都工学院     9大会ぶり(21)

大阪第1 △大阪桐蔭      4大会連続⑱

大阪第2 ▲東海大大阪仰星   6大会連続(24)

大阪第3  常翔学園      2大会ぶり(42)

兵庫    報徳学園      9大会連続(50)

奈良    天理        3大会連続(66)

和歌山   近大和歌山     4大会連続⑥

鳥取    倉吉東       3大会連続⑭

島根    石見智翠館     34大会連続(34)

岡山    倉敷        4大会連続④

広島    尾道        18大会連続⑲

山口    高川学園      2大会連続②

香川    坂出第一      3大会ぶり⑤

徳島    城東        8大会連続⑱

愛媛    松山聖陵      6大会連続⑨

高知    高知中央      6大会連続⑩

福岡   ○東福岡       25大会連続(35)

佐賀   △佐賀工       43大会連続(53)

長崎    長崎北陽台     2大会ぶり(22)

大分    大分東明      3大会連続⑤

熊本    九州学院      2大会連続⑤

宮崎    高鍋        14大会連続(32)

鹿児島   鹿児島実      2大会連続(23)

沖縄    名護        3大会連続(22)

※校名左は前回大会の成績(◎優勝、○準優勝、△4強、▲8強)、丸囲み数字は出場回数

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。