サッカー男子の23歳以下の日本代表は、カタールで行われた今回の大会で8大会連続のオリンピック出場を決め、3日の決勝ではウズベキスタンとの接戦を制して2016年以来2回目の優勝を果たしました。

代表メンバー23人のうち国内でプレーする選手たちが4日夜遅く帰国し、羽田空港で取材に応じました。

このうち、準々決勝と準決勝でゴールを決めたエースストライカーの細谷選手は「どの試合もタフなゲームだったが、チームが1つになれたことが優勝の要因だ。パリでの目標は金メダルしかないと思っている。まずはJリーグでしっかり結果を残していい準備をしたい」と意気込みを話しました。

また、決勝の後半アディショナルタイムにゴールを決めた山田楓喜選手は「アジアの厳しい戦いの中、自分の左足でチームを優勝に導けたのは大きな自信になった。オリンピックの代表に選ばれて試合に出られたら、自分の持ち味を出して金メダルまで突っ走っていきたい」と話していました。

パリオリンピックのサッカー男子は、1チームの登録メンバーが18人と今大会より5人少なくなります。

3人まで認められるオーバーエイジ枠や、久保建英選手など今回招集されなかった同世代の海外組の選手を含めて、今後、選手の選考が本格化します。

大岩剛監督は「選手たちには自分のチームで成長し続けることを要求している。それを踏まえた上で選考を進めたい」と話していました。

パリオリンピックで「グループD」の日本は、予選リーグで7月24日にパラグアイ、27日にマリ、30日にイスラエルと対戦し、上位2チームに入れば準々決勝に進出します。(※日付は現地時間)

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