東京競馬場で24日に行われる中央競馬のジャパンカップ(GⅠ・芝2400メートル)の出走馬14頭と枠順が21日、決まった。国内外のGⅠ馬10頭が集結する秋の大一番だ。
注目は外国から参戦する実力馬3頭。アイルランドのオーギュストロダンはGⅠ6勝。英ダービーなど欧米の大レースを制してきた。日本の名馬ディープインパクト産駒で、これが引退レースになる。5枠8番。
フランスのゴリアットは英国のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSの勝ち馬で世界ランキング上位。ドイツのファンタスティックムーンは独ダービー覇者で、後方からの追い込みが得意だ。 迎え撃つ日本勢の代表格はドウデュース。10月の天皇賞・秋を強烈な末脚で勝ち、GⅠ4勝目。名手・武豊騎手とさらなる戴冠を狙う。3枠3番。
スターズオンアースは一昨年の桜花賞、オークス(優駿牝馬)を制した2冠牝馬。チェルヴィニアは今年のオークスと秋華賞を勝った唯一の3歳牝馬だ。天皇賞・秋4着のジャスティンパレス、日本ダービー(東京優駿)3着のシンエンペラーもいて役者はそろっている。【海保真人】
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