北アルプス白馬岳で4日、下山しようとして転倒した東京の会社員がヘリコプターで救助されました。

警察によりますと、救助されたのは東京都葛飾区の47歳の男性会社員です。

男性は一泊二日の予定で3日に入山し、山頂付近の山小屋に宿泊しました。

男性は4日午前7時前、下山のため山小屋を出た直後に転倒し、本人から救助を要請された従業員が山小屋にいた長野県警のパトロール隊員に連絡したということです。

男性は午前9時過ぎに県警のヘリコプターで救助され病院に搬送されましたが、左足首を骨折する重傷ということです。

男性が転倒した場所は凍結していたと見られています。

連休後半の北アルプスは好天が続き、多くの登山者が訪れていますが、県警は体力にあった計画作りや体調管理のほか、防寒具などの装備、慎重な天候判断などを呼びかけています。

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