宮崎県西都市で行われた全九州高校駅伝。宮崎県大会で2位だった宮崎日大男子駅伝部が見事な走りを見せ、南九州地区代表として全国大会出場を決めました。
全九州高校駅伝には、県大会で3位以内に入った男女合わせて48チームが出場。この大会では、県大会2位と3位のチームの中から、南九州と北九州地区でそれぞれトップの成績を残したチームに全国大会への切符が与えられます。
女子は、宮崎県大会優勝の小林と2位の宮崎日大・3位の延岡学園が出場しました。
1区では、宮崎日大のエース上柳が快走、トップと2秒差で2区にタスキをつなぎます。しかし、後続が伸び悩み7位に終わりました。また創部2年目で臨んだ延岡学園は15位でした。
一方小林は、宮崎県大会での記録を上回る1時間10分10秒、3位でフィニッシュ!全国大会に向け弾みをつけました。
(小林・石川美紗希キャプテン)
「都大路6位入賞を目指しているので、そこに向けて今回の課題を改善して、絶対入賞したいです。」
男子は宮崎県大会優勝の小林と2位の宮崎日大、3位の日章学園が出場しました。
注目は宮崎日大。エースが集まる1区で後藤が粘りの走り、7位で2区につなぎます。3区で藤井が順位を1つあげリズムを作ると、4区、蒲生が軽快な走りで3人を抜き、順位を3位に押しあげます。
流れに乗った宮崎日大は、そのままアンカー川野が3位でフィニッシュ!2時間6分35秒の好タイムで南九州地区の代表権を獲得、3年ぶり4回目の都大路出場を決めました。
(宮崎日大・渕飛天キャプテン)
「最初、エースの後藤が流れをつかんでくれたのが大きくて、1人1人で勝つのではなく7人全員で勝つという部分が大きかったです。」
このほか、すでに全国大会出場を決めている小林は13位、日章学園は22位でした。全国高校駅伝は12月22日、京都市で開催されます。
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