フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会を制し、ファイナル進出を決めた男子の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)らが18日、帰国した。東京・羽田空港で取材に応じた鍵山選手は「反省するところ、すべきところを考えながら、(ファイナルまで)調整していきたい」と語った。
優勝した第4戦NHK杯から連戦となった鍵山選手は、ショートプログラム(SP)で安定した演技を見せ首位発進するも、ミスが相次いだフリーでは5位と苦戦。SPの貯金が生きた形となった。
「期間中はアドレナリンで割とできていたと思うが、いざ終わってみると今までよりも疲れがたまっていた。しっかりと休んでファイナルに向けて再始動していけたら」と気合を入れ直した。
また、女子で第2戦スケートカナダに続き2戦連続2位となった松生理乃選手(中京大)は「2戦とも表彰台は思ってもみなかった結果。すごくうれしい」と笑顔。ファイナルの切符は第6戦の結果次第となっているが「とりあえず今の自分がやった演技や結果には良かったと思っても良いのかな」と充実感をにじませた。
女子で優勝しファイナルを決めた吉田陽菜選手(木下アカデミー)ら近畿を拠点とする選手は、大阪・関西空港に帰国した。【倉沢仁志】
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