佐々木投手をめぐっては、今月9日に球団がポスティングシステムを利用して大リーグへ移籍することを容認したと明らかにし、申請に向けた手続きが進められています。

佐々木投手は17日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで行われたロッテのファン感謝デーに参加し、クライマックスシリーズのファーストステージ以来およそ1か月ぶりに公の場に姿を見せました。

はじめに吉井理人監督が「来シーズンからマリーンズを飛び出して高みに挑戦する選手が1人います」と話し、佐々木投手はステージ中央に促されて、ファンに向けてあいさつしました。

佐々木投手は「今回、球団に後押ししていただき、メジャーに挑戦させていただくことになりました。ファンの皆様、5年間熱いご声援ありがとうございました」と感謝を口にしました。

そのうえで「けがなどで、なかなかうまくいかず、つらいときもありましたが、吉井監督、コーチ、チームメート、スタッフ、たくさんの方に支えられ、乗り越え、頑張ることができました。これまでいただいた熱いご声援、厳しい激励もすべて力に変え、アメリカで頑張ってきます」と、ことばを詰まらせながらも、今後に向けての意気込みを語りました。

ファンからは、佐々木投手に「頑張れ」と言った声援とともに、大きな拍手が送られていました。

このあと佐々木投手は、クイズ対決などのイベントに参加したり、ファンとの写真撮影を行ったりするなど、交流を楽しんでいました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。