福谷投手は愛知県出身の33歳、慶応大学からドラフト1位で2013年に中日に入団しました。

これまでに通算278試合に登板し、ことし9月、国内に限ったFAの権利を取得していました。

13日は、名古屋市中川区の球団施設で加藤宏幸球団本部長が報道陣の取材に応じ、権利を行使するための書類が球団に提出されたことを明らかにしました。

加藤球団本部長は「選手の権利なので、われわれが止めることはできない。宣言をして残留することもかまわないと話しているので、そのうえでの決断だと思う」と話していました。

福谷投手は、今月15日から各球団と交渉できるようになります。

また、今シーズンが契約最終年でFAの権利を持っている高橋周平選手は、権利を行使せず残留する意向だということです。

高橋選手は神奈川県出身の30歳、今シーズンの春のキャンプは2軍スタートでしたが、開幕戦で先発メンバーに入り、1回にチーム最初の得点となるタイムリーツーベースを打って存在感を示しました。

その後は右ふくらはぎのけがなどの影響で60試合の出場にとどまり、打率は2割6分、ホームランは2本でした。

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