2010年のワールドカップ南アフリカ大会で優勝も経験したイニエスタさんは、2018年から5年余り、J1のヴィッセルでプレーしてチームに初のタイトルをもたらしたほか、世界トップレベルのテクニックをいかんなく発揮して、日本でも多くのファンを魅了しました。

去年、ヴィッセルを退団し、UAE=アラブ首長国連邦のチームでプレーしていたイニエスタさんは、ことし40歳になり、先月、現役引退を表明しました。

そして、12日、イニエスタさんの引退試合が来月15日に東京の味の素スタジアムで行われることが発表されました。

試合は、いずれもスペイン1部リーグの強豪で、イニエスタさんが長く所属したバルセロナとそのライバル、レアルマドリードの伝統の一戦「クラシコ」を再現する形で行われ、バルセロナのチームにはイニエスタさんのほか、シャビさんやリバウドさんが、レアルマドリードのチームにはロベルトカルロスさんやフィーゴさんなど、強豪国の代表としても活躍したそうそうたる顔ぶれがそろう予定です。

イニエスタさんはホームページ上で「私にとって日本がどれだけ大切な国か皆さんはご存じかと思う。心の底から楽しみにしている」とコメントしています。

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