野球の国際大会「プレミア12」は12の国と地域が参加して9日に開幕し、世界ランキング1位の日本は初優勝を果たした前回に続く大会連覇を目指し、13日、1次リーグの初戦で15位のオーストラリアと対戦します。
日本の選手たちは12日、試合会場となるバンテリンドーム ナゴヤで前日練習を行い、シートノックやバッティングなどでおよそ2時間調整しました。
野手ではチェコ代表との強化試合でホームランを打った楽天、辰己涼介選手や日本シリーズのMVP=最高殊勲選手に選ばれたDeNAの桑原将志選手が、鋭い打球を飛ばしていました。
また、初戦の先発マウンドを任される代表初選出の井上温大投手は、強めのキャッチボールで調整し「いよいよだと実感している。大事な初戦を任されているのでチームを勝ちに導きたい」と意気込んでいました。
井端監督は「選手たちは実戦感覚を取り戻してきているし、ピッチャーもいい調整ができている。本番に向けて順調に来ている。最終目標の優勝に向けて全試合が厳しい試合になるのはわかっているので、目先の一戦に全力でいきたい」と話していました。
1次リーグは、出場する12チームが6チームずつ2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、日本はバンテリンドーム ナゴヤや、台湾を会場に行われるグループBで、韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国、オーストラリアと対戦します。
このうち上位2チームが2次リーグに進出します。
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