岩手県盛岡市出身でメジャーリーガーの菊池雄星投手が、11月10日、高校時代を過ごした花巻市で講演しました。
子どもたちに伝えたのは努力を続けることの大切さです。
講演会には県内の野球チームに所属する小中学生を中心に約800人が参加しました。
菊池雄星投手
「(野球は)少しずつうまくなるんじゃなくて一気にうまくなるんですよ。一気にうまくなるコツをつかむために練習するんですね。コツコツ練習することは絶対大事だけど、きっかけをつかむためコツコツ練習するんです」
菊池投手は幼少期からメジャーリーグで活躍するまでを振り返りながら、野球に打ち込む子どもたちにアドバイスを送りました。
菊池雄星投手
「いっぱいご飯を食べていっぱい寝て体を大きくして、そうすると人よりも練習がたくさんできる。練習ができるようになると、きっかけをつかむチャンスが増える」
子供たちはメモを取りながら菊池投手の話を真剣に聞いていました。
参加した小学生
「(印象に残ったのは)あきらめず挑戦すると目標が達成できること」
参加した中学生
「今ここに来ている人の背中を押してくれるような人だと思う」
菊池雄星投手
「注目されるような選手ではなかったが、練習をたくさん積んでここまで来られた。今野球が決して上手ではない子もあきらめずに夢を持ってやっていれば必ずチャンスはあると思っているので、あきらめないことを一番伝えたかった」
菊池投手は来週オープンする自身がプロデュースした複合野球施設などで練習を続け次のシーズンに備えるということです。
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