ナショナルリーグ東部地区のマーリンズは、フロリダ州マイアミを本拠地に置くチームで、今シーズンは62勝100敗と、地区最下位に低迷し、シューマーカー監督が退任しました。
ESPNなど、アメリカの複数のメディアは10日、マーリンズの新監督にドジャースのマッカロー一塁コーチの起用が決まったと伝え、初めて大リーグの監督に就任することになりました。
マッカローコーチはアメリカ出身の44歳。
キャッチャーとして2002年に当時のインディアンズにドラフト指名されましたが、大リーグに昇格することなく4年で現役を終え、引退後は、ブルージェイズの下部組織で指揮を執りました。
ドジャースには2015年に加わり、2021年からは一塁コーチを務めていました。
今シーズンは、大谷選手が一塁に出塁した際に、ヘルメットを軽くぶつけるポーズをしていたことで知られ、走塁や盗塁の指導を担当していました。
具体的には、盗塁の際のリードの幅やフォームの改善に取り組み、大谷選手が盗塁の自己記録を、これまでの26個から59個に大幅に更新する要因にもなりました。
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