女子ゴルフ 国内ツアー 竹田麗央が初めての年間女王に

女子ゴルフの国内ツアーの大会は千葉県長南町で行われ、首位と1打差の4位から出た28歳の山内選手が、17番・パー3でチップインバーディーを取るなど、バーディー5つ、ボギーなしで回ってスコアを5つ伸ばし、通算14アンダーで優勝しました。

山内選手は、去年3月以来となる国内ツアー2勝目をあげました。

そして、年間女王争いでは、今シーズンここまで8勝をあげてポイントランキングでトップに立つ21歳の竹田選手が前日に通算2オーバーの73位で予選落ちし、ランキング2位の山下美夢有選手は通算11アンダーで4位でした。

この結果、竹田選手は残りの国内ツアー2戦で山下選手に逆転される可能性がなくなり、初めての年間女王に決まりました。

竹田選手は熊本県出身の21歳。

正確で飛距離のあるショットが持ち味で、今シーズンはアプローチなどの精度も上がりました。

4月に国内ツアーの大会で初優勝すると、9月には、日本女子プロ選手権と日本女子オープンという2つの国内メジャー大会を制して大きく飛躍しました。

さらに先週はアメリカツアーと国内ツアーを兼ねた大会でプレーオフの末に優勝し、アメリカツアー初優勝、国内ツアーでは8勝目をあげ、来シーズンから2年間のアメリカツアー出場権を獲得しました。