第49回社会人野球日本選手権大会は最終日の9日、京セラドーム大阪で決勝があり、トヨタ自動車が優勝した。閉会式では個人賞の表彰があり、4強入りしたJFE西日本の古田塁選手が打撃賞を獲得した。
古田選手は5番を担い、2回戦で4安打。全4試合で二塁打を放つなど長打力も発揮し、13打数7安打3打点、打率5割3分8厘をマークした。奈良・天理高、東洋大を経て入社7年目。29歳。
閉会式後の古田選手の談話は次の通り。
JFE西日本・古田塁選手
チームとしては「常にベスト4以上に名を連ねるチーム」を目指してスタートしました。優勝できなかったことは悔しい結果ではありますが、これから「ベスト4」をどれだけ続けられるかが大事になると思います。それができれば、優勝できるチャンスが必ず来ます。
まずはスタートラインに立てた。これをどれだけ続けられるか、ですね。第一歩のスタートではあるんですけど、優勝できなかった悔しさは、こういう場(閉会式)に参加させてもらうと余計に感じますね。
<打撃賞を獲得。自身の今大会のバッティングを振り返って>
大会に入る前、状態が上がってきました。全然ダメだったんですけど、田中友博コーチと練習して、大会の1週間前ぐらいから、どんどん状態が上がってきて、いい調子で大会に入ることができました。
<今大会の会心の一打は>
準決勝でトヨタ自動車の嘉陽宗一郎投手から打った、左中間への当たりです(二塁打)。全国の社会人野球選手が、嘉陽投手を目標にして練習していると思います。そういうピッチャーからヒットを打てて、自信になる一打でした。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。