10月12日、日本ハム戦に先発したロッテ・佐々木=エスコンフィールドで

 プロ野球のロッテは9日、佐々木朗希投手(23)について、ポスティングシステムを利用した米大リーグ移籍を容認し、手続きを開始すると発表した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などでも活躍した佐々木への評価は高く、多くの米球団が関心を示すとみられる。  これまで大リーグ移籍を希望する意向を示していた佐々木はロッテを通じ、「許可していただいた球団には感謝しかない。一度しかない野球人生で後悔のないように、世界一の選手になれるよう頑張る」とコメントした。吉井監督は「チームとしてはもちろん痛い。ただ、自分も米国でプレーしたことがあるので、気持ちはものすごく分かる」と話した。  佐々木は岩手・大船渡高から2020年にドラフト1位でロッテに入団。今季は自己最多の10勝を挙げ、5年間で通算29勝15敗の成績を残している。2022年にプロ野球28年ぶりの完全試合を達成した。(共同通信) 

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