フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は9日、東京・国立代々木競技場でペアフリーに向けた公式練習があり、前日のショートプログラム(SP)で首位発進した「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)らが調整した。
りくりゅうの2人は衣装姿で登場し、曲をかけた練習ではそろって跳ぶサイド・バイ・サイドの3連続ジャンプやスロージャンプなどを確認。時折動きを止めて、話し込む場面もあった。
SPではジャンプでミスがありながらも、71・90点と70点台はキープした2人。2位とは1・62点差で迎えるフリーについて木原選手はSP後、「トータルは気にせず、今回フリーの点数で前回の自分たちを超えられるように、という気持ちでやりたい」と意気込んでいた。第1戦スケートアメリカに続く優勝、そして2季ぶりのファイナルを目指す。
SPで5位につけた「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手組(木下アカデミー)も登場し、軽快な動きを見せた。【倉沢仁志】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。