日本体操協会は8日、都内で臨時の理事会を開き、4年後のロサンゼルスオリンピックに向け強化本部長について協議しました。

この結果、体操の男子は水鳥寿思氏の後任に村田憲亮氏が、女子は田中光氏の後任に村上氏が就任しました。

村上氏は28歳。力強い足腰からバネを生かしたダイナミックな演技を持ち味に2017年の世界選手権では種目別のゆかで日本の女子選手として63年ぶりとなる金メダルを獲得。

東京オリンピックでは種目別のゆかで日本の女子選手としてオリンピックの個人種目で初めてのメダルとなる銅メダルを獲得しました。

そして、その年の世界選手権で種目別のゆかでの金メダルを含む2つのメダルを獲得した後、現役を引退し、母校の日本体育大学の体操競技部でコーチなどを務めてきました。

また村田氏は、徳洲会体操クラブのコーチを務め、パリオリンピックの3種目で金メダルを獲得した岡慎之助選手などの指導に当たりました。

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