フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯男子のショートプログラム(SP)に向けた公式練習が8日、会場の東京・国立代々木競技場であり、昨季の世界選手権銀メダルの鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)、第1戦スケートアメリカ3位の三浦佳生選手(オリエンタルバイオ・明大)、壷井達也選手(シスメックス)が調整した。
今季GPシリーズ初戦となる鍵山選手は、前日練習に続いて衣装姿でリンクに登場。SPの曲をかけた練習では、冒頭の4回転サルコウなど三つのジャンプをいずれもきれいに着氷し、好調をアピールした。
三浦選手は、曲かけ練習では冒頭の4回転サルコウで転倒し、4回転トーループは回転が抜けた。ただ、練習では最後までリンクに残り、曲かけ練習では決まらなかった4回転トーループを最後に2度着氷させた。壷井選手も軽快な滑りを見せた。
鍵山選手は昨季もNHK杯を制しており、2連覇が懸かる。三浦選手はGPファイナル進出に向け、上位確保を目指す。【玉井滉大】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。