アジア最終予選は各グループの6チームが総当たりで戦い、上位2チームが北中米の3か国で共催する2026年のワールドカップの出場権を獲得します。

日本は3勝1引き分けでグループの首位に立ち、2位に勝ち点で5の差をつけていて、11月15日にまだ勝利がない5位のインドネシアと、19日には初戦で7対0で大勝した最下位の中国といずれもアウェーで戦います。

7日は日本代表の森保一監督が千葉市で記者会見を開き、2試合に臨むメンバー27人を発表しました。

これまで4試合すべてに先発出場していたフォワードの上田綺世選手が太もものけがの影響で招集が見送られた一方、セルティックの古橋選手が、けがで参加できなかった2023年11月のワールドカップ2次予選以来1年ぶりに選ばれました。

古橋選手は今シーズン、スコットランドプレミアリーグでリーグ3位にならぶ4ゴールをあげています。

このほかは、イングランドプレミアリーグ、ブライトンの三笘薫選手や、スペイン1部、レアルソシエダードの久保建英選手など、これまでとほぼ同じ顔ぶれとなりました。

森保監督 “選ぶべき選手として古橋を選出”

森保一監督は、古橋選手の選出について「上田選手の代わりでなく、彼のプレーを毎試合確認して選ぶべき選手として選ばせてもらった。ゴール前で、パスやクロスにピンポイントで合わせてゴールを奪いきるというよさを出してもらいたい」と期待を寄せました。

アウェーでの2連戦となりますが、「世界ランキングや最終予選での順位では日本が優位に感じられるかもしれないが、アウェーの洗礼も含めて、厳しい環境での戦いとなる。相手のサポーターの圧力に対する準備など、われわれが勝利をつかみ取れるように全力を尽くしたい」と意欲を示しました。

インドネシア戦・中国戦に挑むメンバー(27人)

(カッコ内は年齢と所属)

【GK】

▽大迫敬介選手(25・J1 サンフレッチェ広島)
▽谷晃生選手(23・J1 FC町田ゼルビア)
▽鈴木彩艶選手(22・イタリア1部 パルマ)

【DF】

▽長友佑都選手(38・J1 FC東京)
▽谷口彰悟選手(33・ベルギー1部 シントトロイデン)
▽板倉滉選手(27・ドイツ1部 メンヘングラートバッハ)
▽町田浩樹選手(27・ベルギー1部 サンジロワーズ)

▽橋岡大樹選手(25・イングランド2部 ルートン)
▽瀬古歩夢選手(24・スイス1部 グラスホッパー)
▽菅原由勢選手(24・イングランドプレミアリーグ サウサンプトン)
▽高井幸大選手(20・J1 川崎フロンターレ)

【MF・FW】

▽遠藤航選手(31・イングランドプレミアリーグ リバプール)
▽伊東純也選手(31・フランス1部 スタッドランス)
▽南野拓実選手(29・フランス1部 モナコ)
▽古橋亨梧選手(29・スコットランドプレミアリーグ セルティック)
▽守田英正選手(29・ポルトガル1部 スポルティング)

▽大橋祐紀選手(28・イングランド2部 ブラックバーン)
▽鎌田大地選手(28・イングランドプレミアリーグ クリスタルパレス)
▽三笘薫選手(27・イングランドプレミアリーグ ブライトン)
▽小川航基選手(27・オランダ1部 NECナイメヘン)
▽前田大然選手(27・スコットランドプレミアリーグ セルティック)

▽旗手怜央選手(26・スコットランドプレミアリーグ セルティック)
▽堂安律選手(26・ドイツ1部 フライブルク)
▽田中碧選手(26・イングランド2部 リーズ)
▽中村敬斗選手(24・フランス1部 スタッドランス)
▽久保建英選手(23・スペイン1部 レアルソシエダード)
▽藤田譲瑠チマ選手(22・ベルギー1部 シントトロイデン)

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