青柳投手は5日、報道陣の取材に応じ、「大リーグを経験したいとずっと思っていた」と話し、ポスティングシステムを使って大リーグへ挑戦する意向を明らかにしました。

青柳投手は神奈川県出身の30歳。

下手気味のサイドスローから投げ込む力のあるストレートやツーシーム、それに大きく曲がるスライダーが持ち味の右ピッチャーで、2021年のシーズンから2年連続で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得するなど、チームの大黒柱へと成長しました。

しかし、昨シーズンは8勝にとどまり、今シーズンも12試合に登板して2勝3敗、防御率3.69と期待に応える成績は残せていませんでした。

青柳投手は「正直、この2年間はあまり活躍できなかったが、自分の体の衰えはないと思っている。体が元気なうちに挑戦したい。大リーグの契約ができたらベストだが、そんなに甘くない。自分の実力さえあれば上がっていけるということを信じていきたい」と話していました。

一方、秋季キャンプが行われている高知県安芸市で報道陣の取材に応じた嶌村聡 球団本部長は「本人とは数年前からいろいろと話をさせていただいて、現時点のチーム状況など総合的に判断したうえで背中を押してあげたい」と述べ、球団として容認したうえで今後、正式に申請の手続きを進めていく方針を明らかにしました。

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