NPB=日本野球機構によりますと、フリーエージェントの権利を持っている選手は111人で、このうち新たに国内に限ったFA権を取得した選手は24人、海外を含めたFA権を取得したのは7人です。

新たに国内FA権を取得した選手のうち、強肩と的確なリードでチームを支え、2017年からの4年連続日本一などに守りの要として貢献してきたソフトバンクの甲斐拓也選手や、阪神の4番として昨シーズンの日本一に貢献し、今シーズンも得点圏打率がリーグ2位の3割5分4厘と勝負強いバッティングが光る大山悠輔選手が権利を行使するか明らかにしておらず、動向に注目が集まっています。

日本一に輝いたDeNAの佐野恵太選手や、4年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人の強打のキャッチャー、大城卓三選手などの動きも注目されます。

また、今シーズン15勝3敗の成績で最多勝などのタイトルを獲得し、巨人のリーグ優勝の原動力となる活躍をみせた菅野智之投手は、海外を含めたFAの権利を行使して大リーグ移籍を目指す意向を、すでに明らかにしています。

4年前のシーズン終了後にはポスティングシステムを利用した大リーグ移籍を目指したものの交渉がまとまらずに巨人に残留していて、10月に35歳を迎えた中、今後、大リーグの球団との間でどう交渉が進んでいくのかが焦点となります。

FA宣言できるのは11月13日までで、宣言した選手は15日から所属球団を含めた各球団と交渉できます。

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