【パナソニック-早大】第2セット、スパイクを放つ清水邦広=Asueアリーナ大阪で2024年5月2日、中川祐一撮影

 黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は2日、Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)でグループ戦があり、男子A組でパナソニック(大阪)が早大(東京)にストレート勝ちし、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。元日本代表のパナソニック・清水邦広主将は、現日本代表の早大・麻野堅斗選手を「本当に逸材」とたたえた。主なコメントは次の通り。

期待の若手は西山と垂水

 学生との試合は、向かってくるのでやりづらい部分があります。最初にしっかりとこちら側から仕掛けていって点差を開くことで、自分たちのペースで試合運びができます。それを心がけたことが勝因だと思います。

 (早大は)非常に力のあるチーム。攻撃のバリエーションが多彩で、その中でミドルブロッカーの麻野堅斗選手がしっかりとポイントを取ってくる。なかなか強い相手でしたが、しっかりマークできたのではないかと思います。

 (身長207センチで日本代表でもある麻野選手は)高さは世界に通じるものがあります。左利きのミドルブロッカーは世界を見てもなかなかいないので、本当に逸材だと思います。 まだ伸びしろがあり、ブロック力がもう少し上がったら、世界でも指折りの選手になってくるのではと期待しています。

 (パナソニックで期待の若手は)西山(大翔)選手と垂水(優芽)選手です。彼らが攻撃の軸になれば、黒鷲旗でいい結果を残せると思うので、試合を通す中で自信をつけていってほしいです。

 (今大会を最後にチーム名が変わる)有終の美を飾って、次のステップに向かっていけたらいいかなと思います。一戦一戦全力で、お客さんに「(パナソニック)パンサーズのバレーは面白いな」と思われるようなバレーをしていきたいです。

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