大会にはパリオリンピックの代表選手は出場していませんが12月行われる国際大会、グランドスラム東京の代表選考も兼ねていて大会最終日の3日は高崎市の会場で男子7階級が行われました。

このうち、男子73キロ級で筑波大2年の田中龍雅選手は去年のこの大会で準優勝し、ことしは4月の全日本選抜体重別選手権を制するなど若手の注目選手です。

田中選手は順調に勝ち上がり、決勝では、内村秀資選手と対戦し、開始45秒に得意の「背負い投げ」で一本勝ちして初優勝を果たしました。

田中選手は「世界で活躍するための大前提として国内で勝つことだけを意識してやってきました」と振り返りました。

そのうえで、出場が有力となった来月の国際大会に向けて「改善できることは改善して国際大会でしっかり勝っていける選手になりたいです」と意気込みを示しました。

このほか6つの階級もいずれも初優勝で、
▽男子60キロ級は福田大悟選手、
▽男子66キロ級は小野日向選手、
▽男子81キロ級は藤原崇太郎選手、
▽男子90キロ級は徳持英隼選手、
▽男子100キロ級はグリーン カラニ海斗選手、
▽男子100キロを超えるクラスは中村雄太選手がそれぞれ制しました。

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