第49回社会人野球日本選手権は第6日の3日、プロ野球・阪神を経て今季から三菱重工Westでプレーする北條史也内野手(30)が日本製鉄鹿島との1回戦に「3番・二塁」で先発出場し、日本選手権に“デビュー”した。
一回の第1打席はフルカウントからの空振り三振だった。
青森・光星学院高(現八戸学院光星高)から2013年にドラフト2位で阪神に入団。4年目には遊撃手のレギュラーをつかみ、自己最多の122試合に出場した。だが、その後はけがや若手の台頭もあり出場機会を減らし、昨秋に戦力外通告を受けた。
プロでの経験や人間性を買われ、三菱重工Westから声をかけられて社会人入り。今夏の都市対抗野球では2回戦の豊田市・トヨタ自動車戦で先制2ランを含む計5打点を挙げるなどチームの8強入りに貢献した。【円谷美晶】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。