1年3か月後のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズンのグランプリシリーズ第3戦、フランス大会は2日、女子シングル後半のフリーが行われました。
初戦のアメリカ大会で優勝した樋口選手は、シリーズの上位6人で争うファイナルへの進出を今大会で決めるためには、3位以内に入ることが条件でした。
樋口選手は基礎点が上がる後半のジャンプで3回転ルッツからの3連続を決めて高得点をマークし続く、連続ジャンプも成功しました。
表現力などを評価する「演技構成点」でもトップの得点をマークした結果、フリーでは139.10でトップ、合計では206.08で2位に入り、7年ぶりのファイナル進出を決めました。
このほか、前半5位の住吉りをん選手は出場選手で唯一挑んだ4回転のトーループをミスしたもののステップとスピンはすべて最高評価で、フリーでは2位の134.47、合計では自己ベストの201.35で3位でした。
三原舞依選手は合計で7位でした。
優勝は前半トップで後半3位だったアメリカのアンバー・グレン選手で、合計は210.44でした。
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