大正8年に始まったこの大会はことしで102回目を迎え、2日はトーナメント方式で争う個人戦が東京 両国の国技館で行われました。

モンゴル出身のブフチョローン選手は、高校時代はレスリングで全国高校総体を制し、大学から相撲を始め、この大会は得意の左四つを軸に勝ち上がりました。

決勝は大会史上初めてモンゴル出身選手どうしの対戦となり、日体大の後輩で1年のアルタンゲレル・デルゲルバト選手と対戦しました。

ブフチョローン選手は立ち合いで相手を押し込んだあとタイミングよく「突き落とし」を決めて勝ち、初めての「学生横綱」に輝きました。

ブフチョローン選手は「4年間、学生横綱を目標にしてやってきたので、最後まで諦めず稽古をしてきて本当によかった」と話しました。

また、高校1年の時に父を事故で亡くしているということで「亡くなった父が『チャンスがあれば相撲をやってほしい』と言っていたので、レスリングから相撲の世界に入った。将来は大相撲に行って横綱になりたい」と話していました。

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