日本相撲協会は11月10日に福岡市の福岡国際センターで初日を迎える九州場所の入場券が15日間の全日程で完売になったことを発表しました。

相撲協会によりますと九州場所の入場券の完売は若乃花、貴乃花の兄弟のいわゆる「若貴ブーム」に沸いた当時の平成8年以来28年ぶりです。

また、年6場所90日間の入場券がすべて完売するのも28年ぶりだということです。

大相撲では一連の八百長問題による人気の低迷で集客に苦しんだ時期がありましたが、相撲協会の関係者によりますとコロナ禍からの回復以降、インバウンドや団体客を中心に需要が高まっているということです。

ことしの九州場所は新大関として臨む大の里などに注目が集まっていて日本相撲協会の九州場所担当部長を務める浅香山親方は「福岡ならびに九州地域全体がさらに盛り上がるよう、力士には満員のお客様の前でぜひ白熱の取り組みを見せてもらいたいと思います」とコメントしています。

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