Jリーグカップはリーグ戦、天皇杯と並ぶ国内3大タイトルの1つで、決勝は3年ぶりの頂点を狙うグランパスと初タイトルを目指すアルビレックスの顔合わせとなりました。

雨が降るなか、スタジアムには大会最多を更新する6万2000人あまりのサポーターが詰めかけました。

グランパスは前半、フォワードの永井謙佑選手が2ゴールをあげて2対0で折り返しましたが、アルビレックスも後半26分に1点を返し、さらにアディショナルタイムに小見洋太選手がペナルティーキックを決めて同点に追いつき、試合は延長戦に入りました。

延長戦でも両チーム1点ずつをあげて互いに譲らず、勝負はペナルティーキック戦にもつれ込みました。

ペナルティーキック戦でアルビレックスは1人が失敗したのに対して、グランパスは5人全員が成功し、3年ぶり2回目の優勝を果たしました。

アルビレックスはリードを許しても諦めず、力を尽くして戦い抜きましたがクラブ史上初のタイトルにはあと一歩、およびませんでした。

2得点のFW永井謙佑「みんなで勝ち取ったタイトル」

2得点をあげた35歳のフォワード、永井謙佑選手は「本当にうれしい。みんなで勝ち取ったタイトルです。やっと恩返しができました」と興奮気味に喜びを語りました。

MVPランゲラック「サポーターは日本で一番 恩返しできた」

大会のMVPに選ばれた名古屋グランパスのゴールキーパー、ランゲラック選手は「すばらしいチームでみんなと戦えてこれ以上のうれしさはない。ペナルティーキック戦はやる前からうまくいくと思っていた。グランパスのサポーターは日本で一番。優勝して恩返しができた」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。