1年3か月後のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズンのグランプリシリーズ第3戦、フランス大会は1日、女子シングル前半のショートプログラムが行われました。
日本選手のうち初戦のアメリカ大会でグランプリシリーズ初優勝を果たした樋口選手は、今大会で3位以内に入れば7年ぶりのファイナル進出が決まります。
樋口選手は冒頭に高さと幅のあるダブルアクセルを決めましたが、得点源となる3回転のルッツとトーループの連続ジャンプのうち、トーループが回転不足と判定されました。
このあとの3回転フリップは、踏み切りのエッジの向きが不明確と判定され、わずかな回転不足も重なり得点を伸ばせませんでした。
ただ、スピンとステップをすべて最高評価のレベルフォーにそろえ、得点は、優勝した前大会より高い66.98となり、3位でスタートしました。
このほかの日本選手では、昨シーズン、ファイナルに進出した住吉りをん選手が66.88で5位、三原舞依選手が61.12で7位でした。
トップは78.14をマークしたアメリカのアンバー・グレン選手でした。
後半のフリーは2日に行われます。
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