いよいよ11月2日、YBCルヴァンカップの決勝に挑むアルビレックス新潟。初のタイトルをかけた大一番を前に選手たちは国立競技場で前日練習に汗を流しました。

1日午後、決戦の地となる国立競技場に姿を見せたアルビの選手たち。時折、リラックスした表情を浮かべながら約1時間、汗を流しました。

笑顔も見せる選手たちですが、その心の内は闘志がみなぎっていました。

【アルビ 長倉幹樹 選手】
「勝つと負けるとでは全然違うと思うので、勝って優勝というタイトルをとりたい」

【アルビ 谷口海斗 選手】
「優勝と準優勝では天と地の差があると思うので、優勝をしっかりつかみとれるようにやっていきたい」

夏前にはケガ人が続出し、苦しい台所事情を抱える中でも総力戦で勝ち上がってきたアルビ。

“最後の1勝”を全員でつかむため…国立競技場には選手全員で乗り込み、結束を強めています。

【アルビ 秋山裕紀 選手】
「自分たちが今までやってきたものを信じてチームとして戦いたいと思っているし、選手・スタッフ・サポーター・クラブに関わる全ての人たちと一緒に一丸となって戦いたい」

対する相手は、3年前に王座に輝いた名古屋グランパス。今シーズンのリーグ戦は1勝1敗ですが、直近の試合では3-0で敗れています。

カギとなる攻撃陣は…

【アルビ 長倉幹樹 選手】
「チームが勝つために走って戦って点を取れたら勝ちにつながるので、そこは意識してやっていきたい」

【アルビ 谷口海斗 選手】
「ゴールというところを逆算して、ゴールを意識、イメージしたプレーをより見せられればなと思う」

アルビの前身となるアルビレオ設立から28年…この間にJ1昇格やJ2降格を経験しながら、クラブとともに歩みを進めてきたサポーターのために、初のタイトル獲得を誓います。

【アルビ 松橋力蔵 監督】
「僕は本当に日本一のサポーターだと思っているので、それにふさわしい日本一のチームになりたい」

【アルビ 堀米悠斗 選手】
「苦しい間もアルビのことを見捨てずに、さらに強いサポートをし続けてくれたサポーターの皆さんには、本当に良い景色を見せてあげたいと思っているので、誰かのために戦うという話であれば、僕たちはサポーターのために、地域のみんなのために戦いたい」

運命の決勝戦は11月2日、午後1時5分キックオフです。

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