日本ハムは今シーズン、パ・リーグ2位になって6年ぶりにクライマックスシリーズに進出し、新庄剛志監督が来シーズン、就任4年目の指揮を執ることが決まっています。

秋のキャンプでは、主力組は去年に続いて北海道北広島市のエスコンフィールド北海道で練習を行い、初日は新庄監督が不在でしたが、午前10時から全体練習が始まりました。

去年の秋のキャンプでは、エラー数の多さを改善するため守備練習に重点を置きましたが、ことしは個々のレベルアップがテーマで、午後は自主練習となり、選手それぞれが課題に取り組んでいました。

このうち将来の主力と期待されている内野手の野村佑希選手は、今シーズン、バッティングの不振に苦しんで56試合の出場にとどまり、来シーズンはレギュラー定着を目指していて、フリーバッティングでは鋭い当たりを何回も見せていました。
また、サードの守備練習でも軽快なグラブさばきを見せて、精力的に練習に取り組んでいました。

初日の練習を終えたあと、選手会長の松本剛選手は「秋のキャンプは期間が短いが、個々のレベルアップが一番大事だ。新庄監督も続投してくれて、選手もやってもらいたいという思いがあった。来シーズンに向けては日本一しか考えていない」と決意を語りました。

日本ハムの秋のキャンプは、エスコンフィールド北海道で11月10日まで行われ、5日は休養日となっています。

また、若手を中心としたメンバーは、10月30日から沖縄県国頭村でキャンプに入っていて、11月12日まで練習を行います。

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