ANOCアワーズは、世界各国と地域のオリンピック委員会が、ことし最も活躍した選手や団体などを表彰するもので、10月30日、ポルトガルで表彰式が行われました。

ことしはパリオリンピックで活躍した選手などに賞が贈られ、個人競技の男子の最優秀チーム賞に、体操男子団体で2大会ぶりに金メダルを獲得した日本代表が選ばれました。

表彰式にはキャプテンを務めた萱和磨選手が出席し、トロフィーを受け取ったあと「絶対諦めるなとチームに呼びかけ、皆で助け合って金メダルが獲得できた。夢がかなった」と大会を振り返りました。

そして、式のあと「オリンピックのあと、街なかで『感動した』と声をかけられることが増え、大会の大きさに驚いた。一時は引退も考えたが、次のロサンゼルスを目標に頑張りたい」と抱負を語りました。

また、男子の最優秀選手賞には、陸上男子200メートルで金メダルを獲得し、ボツワナで初の金メダリストとなったレツィレ・テボゴ選手が選ばれました。

このほか、女子の最優秀選手賞には、陸上女子100メートルで金メダルを獲得し、カリブ海のセントルシアから女子選手としてただ1人、陸上競技に出場したジュリエン・アルフレッド選手が選ばれました。

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